インビジブルレイン

これまでの『ストロベリーナイト』シリーズは、かなりエグいものでそこが面白かったところではあった。
しかし、シリーズを重ねる毎にどうもマンネリ化してしまった感じをもっていた。


そういったこともあり、この作品は姫川の恋愛がメインになるようで、僕にとっては非常に面白く読めた。
でも、菊田がかなり可哀想だなぁと思ったのは、僕だけではないのではないかな。


ところで、TVドラマ化されたことで「姫川玲子 = 竹内結子」になってしまったが、
映像化される前は、僕の中での姫川は竹内結子さんのイメージとは全然違っていたので、ドラマには違和感があった。
この作品は映画化されるとのこと。
その際に、牧田は大沢たかおさんが演じるということを巻末で読んで、これまた違和感あり。
(定番だけど、大杉漣さん的なイメージで読んでしまっていた。)


インビジブルレイン (光文社文庫)

インビジブルレイン (光文社文庫)

★★★★☆