解散総選挙が近いのではと新聞では伝えられているが、そうなったら政権交代は確実だろう。
当然、本書はフィクションなのだが、このタイミングで読むと背筋が凍りそうになるくらいにリアリティがある。
政権交代の隙に、中国が尖閣諸島を占拠する。
頼りにしていたアメリカも中国の大きな市場と経済力に日本を見捨てる。
こうやって尖閣諸島が奪われてしまうのかもしれないなぁ、意外とありそうな話だと妙に納得してしまった。
「ここは日本だ! ここに日本人がいるぞ!」って本当に誰か大声で言ってくれよ。
★★★★★
- 作者: 大石 英司
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/05/24
- メディア: 単行本
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