ソロモンの偽証 - Naruhito Blog... Just what is it?

長かった...。

単行本が発売された時にすぐに読みたかったが、文庫本化されるのを待っていたのが長かった。
文庫本で全6巻、1巻が約500ページなので、総ページ数は約3,000ページにもなり、読み終えるまでに長かった。

ストーリーについては、ここであえて触れる必要はないと思うが、ややリアリティーに欠けるように思う。
こんなにしっかりした中学生がいるんだろうか。
学校の先生たち、親たちがここまで理解できるものだろうか。
時代設定されている1990年頃は今と違って過保護ではなく、中学生にも自主性があったろうか。

と色々と思いつつも、やはり宮部みゆき作品であり、6巻を一気に読んでしまうことは必至。
文庫本向けに書き下ろされたという『負の方程式』を読み終えると、後日談にホッコリする。

★★★★☆