出張の移動の時に読んだもの。
映画化されたということで、ちょっと期待して読んでみたものの、
あまり新鮮味を感じることができない内容だった。
ちょっとしたキッカケから不正に手を染めて、精神的にそれを止めることができなくなって
もうどうしようもなくなる。
自分でも分かってはいるけど、後戻りもできない。
早くバレて欲しいと心の奥で願う主人公には救いがない。
この”ちょっとしたキッカケ”というのは誰にでもあるものかもしれない。
自制できないこともあるだろう。
読み終わった後には、自分自身のお金の使い方を振り返るキッカケになるかも。
自分ではそんなことはないと思いつつも、実は同じようなものだったりして...
★★★☆☆
- 作者: 角田光代
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2014/09/13
- メディア: 文庫
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