白鳥とコウモリ

久しぶりに東野圭吾氏の長編作品を読ませてもらった。

期待値が高いだけに、前半は「いつ盛り上がってくるのか」という不安を少し抱えながら読み進めたためペースが鈍かったが、当初の事件のストーリとは変わってくる辺りからはもう止まらなくなってしまう。
最後は、眠い目をこすりながら、一気に読み切ってしまった。

思わぬ真犯人にも驚いたが、今回の作品はいつもと違う流れが新鮮だった。
それにしても、関係者には完全に潔白な人はおらず、少しずつ過ちを犯しているところも人間味を感じるところか。

 ★★★★☆

白鳥とコウモリ

白鳥とコウモリ

  • 作者:東野 圭吾
  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: 単行本