放課後

会社の先輩から東野圭吾氏の文庫本をいくつかお借りした。
読書の秋なので、ちまちまと読んでいる。


第31回江戸川乱歩賞(1985年)を受賞した作品で、これを機に作家に専念するようになったとのこと。
ここが東野圭吾氏の原点といってもいいのだろう。


学園もののミステリー小説。
結末も非常に面白く、学園の事件が解決した後、最後に自分の命が本当に狙われているとは...。
アッと驚く結末は非常に面白かった。


初期の作品だけにストーリの展開に注文をつけたいところはあるけれど、
東野氏の出発点を読めたということで、満点をつける。

★★★★★

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)