正欲

評判の高く、今秋に映画化されるという帯もあり読んでみたのが、私にとってはちょっと難しかった。

そもそも、良い読後感を得ることができるはずもないテーマだし、作者としては社会への問題提起の意味もあったんだろう。

それにしても、重い...。

しかし、LGBTダイバーシティと叫ばれている社会ではあるが、それは我々がまだ想像できる範囲でしかなく、その想像を超えたものの受容はできていないというのは全くそのとおりであり、非常に考えさせられる作品だった。

★★★☆☆