Googleは単なる検索エンジンにととまらず、次々と革新的なサービスを開発し提供しようとしている。非常にアグレッシブな会社だと思う。最近でもWebサイトだけでなく蔵書までもInternetから検索できるようにした「Google Print」を発表したばかりである。
このGoogle Miniはまだアメリカでしか発売されていないが、中小企業向けの検索エンジン(ハードウェア + ソフトウェア)だ。価格も$4,995（日本円で約50万円）といった程度であるため、手ごろ感もある。
実際、イントラネットではコンテンツをきれいにまとめるだけでも、TCOがかかって仕方ない。また、そういった仕事は直接利益を生み出すものではないため、企業から見ても投資する効果が薄いと判断される。
しかし、企業内Blogのように社員一人一人が気づいた点やノウハウなどをバラバラなBlogとしてメモしているような場合には、それを活かすことができない環境である方がもったいないと思える。この50万円程度のGoogle Miniを導入すれば、イントラネットのWebサイトのメンテナンスを行なう社員を雇うよりも非常に安価にイントラネット内の情報を活用することができるようになるのだろう。
