いまさらながらというわけではないが、読んでみた。
これを読んだことで会計がわかったとは言えないが、確かにわかりやすいものだった。会計の本や勉強というと、すぐにバランスシートとかキャッシュフローとか難しいことが出てきて頭が拒絶していた。でも、この本は最後まで楽しく一気に読むことができた。とてもわかりやすい内容だった。
僕の仕事は完全に技術屋さんだ。会社に入って若い時はお金のことなんて全然興味がなかった。しかし、年や経験を重ねてグループリーダ的な立場になってくると、そうも言っていられなくなってくる。会社からも経営などの基礎的な教育を受けさせられたりして、会社の経営というものを理解しなければならない。例え自分が研究などのようにすぐにお金を儲けることができないような仕事をしていても、いつかはそれで会社に利益をもたらせなければ自分のやっていることに意味がない。いつか儲かるというストーリを示すことができないと自分の好きな仕事を続けることもできないわけだ。
そういうことを考えると、技術ばかりだけでなく、こういった会計学的なこともこれから勉強していく必要があるんだろうと思う。年をとるということは大変だ。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
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