困った事に遅くまで残業をしていても仕事が進んでいないチームがある。タスクの洗い出し、優先順位付けでできていなく、さらに作業上の問題も報告することができていない。でも、当人たちにそれを指摘すると『わかっているつもりです』とか『何でも報告するように意識を変えようとしてます』という応えが返ってくるんだ。
人の意識なんてすぐには変えることなんてできないし、わかっているつもりでもできてないということはやっぱりわかっていないということだ、と。
そこで、即行で会社の中から大きな模造紙と大きめのポストイットとマジックを調達してきた。模造紙には"ToDo"、"Doing"、"Done"と書いて線引きする。そしてやらなければいけないタスクをポストイットに具体的に書いていってもらう。その中から自分が何をするかを選んでコミットすることにしてもらった。
これがソフトウェアかんばんというもの。
1ヶ月くらいは様子を見たいと思う。それにしても最近は自分よりも先輩の人たちの古い頭をどう教育しなおすかがキーになってきた。若い人たちは頭がやわらかいからどんどんと変化についていけるが、古い人間はほとんどついていけていない。ついているのは、昔から勉強していた人だけ。
