Passatのリモコンキー。

Passat Variantのリモコンキーにはいわゆる物理的な鍵(イグニッションキー)は存在しない。本当にリモコンみたいなものだ。
Poloの鍵と並べるとこんな感じになる。(Poloの鍵の部分は露出してある状態。普通は折りたたんでおく。)

VWディーラでPassatの鍵を渡されたときの第一印象は『うわっ、軽っ!!』。
カタログの写真とかからは金属質で重そうなイメージがあったし、Poloの鍵+リモコンもそこそこ重いので、自分の中のイメージとギャップがあったためにそう感じたんだろうけど。実際には材質・質感ともにプラスチッキー。
今回のPassatではこのイグニッションキーもポイントの一つだと思う。普段持ち歩くものだし、車に乗るときには必ずエンジンスタートという儀式は必要なわけだし、ここはもう少しお金をかけてもらいたかったな。しかし、あくまでもVolkswagen、Passatは実質剛健、真面目な実用車であるわけだから、そんなにプレミアム感は目指すべきところではないのかもしれない。しかし、派手なウッドパネルや本皮シートをやるくらいだったら、ずっしりと重く、かつ、金属で冷たい感じのリモコンキーの方がオーナーの満足感を充たすことができたのではないだろうか。

『車格よりも品格』、『高級であることよりも高品質であること』をコンセプトとしたPassatにとっては、どちらが良かったのか。"高級"である必要はないが、"安っぽくない"程度にはして欲しかった。まぁ、新しい1人のオーナーの意見と言うことで。