乱気流

このニュースがきっかけとなって読んでみた本。

日経新聞もこうやって提訴したりするから、逆にこの本が売れて広く知られるようになることを考えなかったのだろうか。それが疑問。
内容はまずまずというところかな。
面白かったが、登場人物や団体名などの名称を少しだけ変えて書かれているので逆に読みにくく感じてしまった。


日経新聞は本当にこんな体質だったんだろうか...。経済新聞として社会を評価する立場にあるメディアのトップがこんなに無責任・自己中心的な人間だったらダメだろう。
でも、本書のように日経新聞の中の人がクーデターを起こして会社を変えてしまったんだとしたら、それはそれはものすごいことであって感動もの。僕も会社の中では理不尽なものを感じながらも、組織の人間としてそれに従ってしまう自分が情けなくなってしまうことが多々ある。上司に向かって堂々と"No!"と言える勇気が欲しいものだ。
★★★☆☆