フォルクスワーゲンの正規ディーラではなくなったのを機に、自分で自動車の所有者名義変更をしてみることにした。
時間がかかりそうだったので、今回のリフレッシュ休暇中にやってみることにしたのだ。
まずは車検証の所有者となっているディーラに事情を説明し、次のような書類を書いてもらった。
- 譲渡証明書
- 委任状
- 印鑑証明書
僕自身が手続きを行うことを伝え、「これだけ持って行けば大丈夫」ということで揃えてもらったものだった。
社印を押す必要もあるので、事前にお願いし、1週間後くらいに受け取りにいった。
次に事前に自分で用意する書類は次のとおり。
これらは近所の市民センターですぐにもらうことができた。
- 印鑑登録証明書 ... 300円
- 住居表記変更証明書 ... 無料
(これは車検証の僕の住所が古い街区表示だったため。通常は不要。)
そして、いよいよ所有者名義変更の手続きをしに、石川運輸支局に。
とりあえず、Webで場所を調べて着いたのだが、まったくどこの窓口に行ってよいかわからなかった...。
うろうろしたところ、いくつかの建物と事務所があるようだった。
そして案内看板を発見。
ようやく窓口がわかったので、とりあえず行ってみることに。
そこでは、意外(?)と親切にどの書類を書くか、どこの窓口に行くかということを指示してもらった。
何のための何の書類なのかはわからなかったが、言われたとおりに別の建物に行ってお金を払ったり、書類を書いたりして、最初の窓口に戻って申請。
- OCR 1号シートというものを別の建物(1)で購入。31円。
- 500円の収入印紙を別の建物(2)で購入。これは手数料分?
- 自動車税・自動車取得税申告書というものを別の建物(2)で記入。(中身はほぼ車検証の内容を写す。意味がわからん。)
移動した場所はこんな感じ。
待つこと10分くらいで、名前を呼ばれて新しい車検証を受け取った。
石川運輸支局に着いてから、トータルで45分くらい。
あっけなく発行されたので、これで本当に終わりですか?って聞いてしまったくらい。
今回かかった費用は831円。
(実は住民票も用意して行ったのだが、不要だった。この発行に300円がかかったが含んでいない。)
この手続きをどこかに頼んだりすると、5000円くらいの手数料がかかることもあるということだった。
最初はお役所のことだから、面倒くさいんだろうなぁとか、時間がかかるんだろうなぁとか心配していたけど、
全然そんなことはない。
基本的にはここに来る方は自動車関係の仕事の方々ばかりのようで、みなさんさっさと書類を提出している。
僕みたいにあれこれ聞いているのは誰もいない。
そのせいか、窓口の方々も親切・丁寧に教えてくれて、すごく助かった。
今回の感想。
- 手続きは簡単。自分でやるべし。あまり機会がないけど。
でも、ちゃんと事前に調べてから行った方がよい。
今度、車を買うときには最初から所有者の名義は自分にしておこうと思う。
(ローンで購入すると、自分にできない。) - なぜに3箇所の事務所が別々になっていて、行き来させられるのかということは、あまり考えてはいけないのかもしれない。
これを合理化してしまうと、その人たちの仕事がなくなってしまうのだから。
それにしても、ただボーって窓口に座って待っている人を見たのは久しぶりだった...。
民間では有り得ない光景だよ。 - 3月というと、自動車業界は一番忙しい時期ではないかと思う。
それでも全然混雑していない。本当に自動車が売れていないんだなと思った。
ちなみに、実はPassatのみを名義変更をし、Poloの方はそのままにしておくことにした。
理由は、
Poloの車検証の使用者(僕)の住所が古く、以前に住んでいたアパートのものであり、
所有者の名義変更でも現在の場所での車庫証明書が必要ということだったため。
この車庫証明書は管轄の警察署に行って申請し、取得しなければならないとのこと。
すぐに発行してくれるものであれば取得しにいこうと思ったのだが、これが3〜4日程度かかるらしい。
今回は僕の休みを利用して、手続きをしたかったので、さすがに3日も待てない。
ということで、すでに7年目になったPoloはそのままにしておくことにした。
(もう2〜3年くらいで乗り換えだろうと。)
警察署に行くことがやましいということではないが、さすがに面倒くさくなってしまったため...。
完全に自分の準備不足が原因だった。
Poloの分もディーラには譲渡証明書などの書類を用意してもらって申し訳なかったが、それらはちゃんと返してきた。