これも東野圭吾氏の作品。
性同一性障害、半陰陽というジェンダー問題という社会問題にいち早く注目した題材にしている。
それにアメフトを組み合わせて、よく練り上げられたストーリだと思う。
個人的には、東野氏の他の作品の方が面白いものがたくさんあるかと思うが、
東野氏の引き出しの多さ、幅広い知識(相当な勉強をされているはず)にすごく感心した。
いつもいつも作品ごとにいろんなことを深く取材・勉強されて、題材として扱っているのはすごいなぁ〜とただただ感心する。
★★★☆☆
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/08/04
- メディア: 文庫
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