片想い

これも東野圭吾氏の作品。


性同一性障害半陰陽というジェンダー問題という社会問題にいち早く注目した題材にしている。
それにアメフトを組み合わせて、よく練り上げられたストーリだと思う。

個人的には、東野氏の他の作品の方が面白いものがたくさんあるかと思うが、
東野氏の引き出しの多さ、幅広い知識(相当な勉強をされているはず)にすごく感心した。
いつもいつも作品ごとにいろんなことを深く取材・勉強されて、題材として扱っているのはすごいなぁ〜とただただ感心する。

★★★☆☆

片想い (文春文庫)

片想い (文春文庫)