ゼロの焦点

昨日から公開された映画『ゼロの焦点』を観にいってきた。


石川県金沢が事件のメイン舞台ということで、ここ金沢の映画館も一杯なのかと思ったけど、意外とそうでもない感じ。
お年寄りのお客さんが多く、非常に平均年齢が高かった。
まぁ、戦後間もない時代設定なので、そうなんだろうけど。



個人的には非常に面白かった。
松本清張氏の原作を先日読んだこともあって、原作と映画を比較しながら興味深く観賞できたと思う。
原作とは少し違う登場人物やストーリになっていて、その辺は楽しめるところだと思う。


広末涼子の“鵜原禎子”、中谷美紀の“室田佐知子”はイメージどおりであり、見事なキャスティング。
広末さんの純情そうな演技、中谷さんの鬼気迫る演技は非常によい。


鹿賀丈史はやっぱり石川県出身ということで採用されたのだろうか?
役者・キャスティングとしても全然良かったのだが、そんなことを考えさせてしまうのは面白くないと思う。