海道尊氏の文庫本の最新刊。
ただ、専門の医療関係ではなく、泥棒もの。
これまでの作品とは“桜宮市”つながりではあるが、あまり関係はない。
(浜田小夜さんは“ナイチンゲールの沈黙”では主役級の登場人物だったか。)
帯には『超弩級ジェットコースター・コンゲーム』と書いてあったが、
正直なところそうでもなかった。
確かにさくさく読めて、面白いし、痛快。
コミカルな展開で、あまり深く考えずに読めば、面白いと言えば、面白い。
でも、いつもの医療関係の題材とは違って、奥深さを感じることができず、若干期待はずれ。
★★☆☆☆
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: 文庫
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