Amazonでのレビューの評価は非常に高い本です。
星5つが多い。
その評価を参考にして購入してみたのだが...
でも、僕にはちょっとそのよさがわからなかった。
確かに朝日新聞や毎日新聞の傾いた報道姿勢っていうのは理解できるような気がする。
その他のマスメディアの多くについても、真実をしっかりと報道しているかといえば、そうでないこともわかる。
昨年夏の選挙での自民党大敗、民主党への政権交代もほぼマスメディアが作ったシナリオであり、
多くの国民がそれに踊らされた形となった。
本書はマスメディアがかけないようなことを個人の意見としてブログにつづったものを書籍という形にしたもののようだ。
主張していることには賛同できることも多いが、ちょっとしつこい感じもする。
これは著者の責任というよりも、編集者の技量が低いのではないかと感じる。
- テーマが同じものが何度も繰り返されて閉口する。
地方参政権、外国人への子供手当て、公明党と創価学会、・・・ - 単にブログを転記したものであるかのように脱字が多い。
さらに、記事から引用している図表が書かれていないなど、内容が不完全。
いろんな意見があるので、これはこれでよいと思う。
ただ、もう少し編集者が内容の完成度を上げてあげれば、もっと良い本になったのではないかと思えて残念。
★★☆☆☆
- 作者: 島津義広
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 単行本
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