『ストロベリーナイト』、『ジウ』の誉田哲也氏の作品。
最近、文庫化されたので、早速読んだ。
『ストロベリーナイト』、『ジウ』と同様に警察小説であるけれど、
在日朝鮮人、公安警察を題材としていて、ちょっとシリアス。
日本は島国だから、国境というものを明確に意識する機会は少ないが、
対馬での不法侵入がリアルに描かれていると思った。
実際には知らないのだから、どれくらい"リアル"なのかはわからないが。
主人公の東警部補は『ジウ』にも登場していたキャラクター。
ただ、『ジウ』を読んでいなくても、この本は全然読めるので問題ない。
『ジウ』3部作は?、?くらいは面白かったけど、?の展開はちょっと...だから。
★★★☆☆
- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 文庫
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