このゴールデンウィークに早速、Pythonにチャレンジしてみた。
ただ単にPythonの勉強をするのは面白くないので、Google App EngineをPythonで試してみること。
Google App EngineのWebサイトにあるドキュメントを普通に読んで、
サンプルコードを作りながら試してみたのだが、それだけで何となくわかったような気分になった。
Google App Engineのドキュメントはかなり分かりやすい。
さらに、いくつかのサンプルコードを眺めると、Pythonの流儀もちょっと分かってきたような感じがした。
クラスとか関数とかの考え方や文法がコードを見るだけで理解できてしまうということに驚きを感じた。
Pythonは非常にシンプルだし、分かりやすい。
また、Google App Engineの非常に強力なところも超感動した。
これこそPaaS。
開発からデプロイ、管理まで非常に簡単になっている。
Google App Engineはこれまで本では読んでいて知っていたつもりだったが、
実際に自分でアプリケーションを作って試したのは初めてだった。
これまで試さなかった自分が恥ずかしくなった。時代の流れについていけていないなぁ。
そうやってGAEに感動しつつ、休みの合間にPythonのコードを組んでいたのだが、
やっぱりちょっと文法やライブラリを知りたいことが多々あった。
そこで、リファレンスマニュアル的に使うために本書を買ってきた。
超初心者を相手にしていないだけあって、ちょっと参考にするには非常に読みやすい。
プログラミング初心者向けの“入門書”ではないと思うけど、
何となくPythonが分かったような気でいるPython初級者にはちょうど良い本じゃないだろうか。
★★★★☆