大谷翔平という野球界における世界的なスーパースターが、なぜこんなに人格者なのかということに興味があった。
という面においては、メジャーリーグ入りする経緯、メジャーリーグでの活躍が中心だった本書はちょっと期待外れだったようです。
しかし、前人未到の二刀流を日本だけでなく、メジャーリーグでも高いレベルで実現し、そこに向けて強い信念をもって取り組んでいる姿は非常に素晴らしい若者であることが理解できる。
どこに期待して読むかによるが、本書ではメジャーリーグや二刀流の歴史、技術的なところにも多くのページが割かれており、私は間延びした印象を受けた。
★★★☆☆