Joel On Software

本当はゴールデンウィークには2、3冊くらいは本を読もうかと思っていた。でも、なかなか時間がなかったので、1冊しか読むことができなかった。
この本は以前から読みたいと思っていた本。期待していたとおりに、なかなか良い内容だった。
★★★★★

Joel on Software

Joel on Software

これまでXP(eXtreme Programing)、アジャイルなど色々な開発手法に関する書物を読んできたが、どうも理想郷ばかり語られていて、自分の頭の中にしっくりとくるものが少なかった。しかし、現状を変えていくためには何か新しいものを取り入れていきたいという思いがあったので、いろいろと読み漁っていたのだった。でも実際に仕事に取り入れることは困難なものが多かったので、何かイライラするものを感じていた。特にXPのほとんどのプラクティスは普通の職場(日本特有かもしれないが)には適用しづらいものが多い。そんな中で本書の内容は現実的なものが多くこれから役に立ちそうだ。

"ジョエル・テスト"。うちでの職場では4/12点。マズイよ。
"プログラムマネージャ"。僕はこんなことしているな。
"コーダとマネージャは異なる才能"。たしかに。でも、これをわかっていない人間がたくさんいる。人それぞれの得意分野とか適性とかを考慮せずに、チーム内で一番の年上という理由でリーダに任命する(fuckin')管理職。
"プログラマを集中させる、気持ち良く仕事してもらう"。プログラマは工場のオペレータではないんだよね。それはプログラマではなくって、キーパンチャだ。自分で考えることもできずに、人に言われたとおりにプログラムを書く(fuckin')やつ。頼むから人の邪魔だけはしないでくれ。
".NET"。...。知らねぇ。

とにかく"ジョエル・テスト"で10点くらい取れるようにカイゼンしてみようっと。