アドレナリンジャンキー

ソフトウェア開発分野での人間の大事さについては、トム・デマルコ氏の本が非常に勉強になる。
人間は機械ではなく、たくさんの人たちが集まって作り上げるソフトウェアは計算どおりには進まないこと、
一人ひとりの人間を大事にして仕事を進めること、などなど。

本書はトム・デマルコ氏ら6名の著者の共同によるもので、ソフトウェア開発のプロジェクトに見られるパターンを86編集めたもの。
どれもが心当たりはあるけど、普段はそんなに気にしていなかったことだったりする。

プロジェクトマネージャやリーダの人たちは必読。
1つ1つのパターンは2ページ〜4ページくらいにまとめられているので、ちょっとした暇があれば少しずつ詠むことができる。
自分も改めて真剣に考えさせられる気づきが多かった。

★★★★★

アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン