なかなか面白い。
いや、期待していた以上にものすごく面白かった。
読んでいる最中はこれは本当にディズニーランドの裏側を描いた小説なんだと思っていたから
ディズニーランドのものすごく嫌な面ばかりが強調されていて、ちょっとショックだった。
でも、読み終わった後で、巻末の解説を読んでちょっと安心。
これは全くのフィクションとのこと。
# ミッキーマウスは人が入っているというのは、フィクションかどうかは...。
しかし、ある程度は真実だと思う。
どこまでが想像で、どこまでが現実なのかを読者はいろいろと考えることで、楽しむことができるのだろう。
なんか新しいタイプの小説に出会ったという感じがする。
★★★★★
- 作者: 松岡圭祐
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: 文庫
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