宮部みゆきさんの最新文庫。
約600ページという大作。
まぁまぁ面白かったんだけど、この物語が『誰か―Somebody』の続編だということがわかったのは読み終わって解説を読んだところで。
たまに登場する「梶田事件」というキーワードが何なのか全然わからないまま読み終えて消化不良だったので、納得した。
僕は『誰か―Somebody』も読んでいたのだが、あまり印象に残った作品ではなく、全然覚えていなかった。
それだけに時間があったら、もう一度『誰か―Somebody』を読み直してから、本書を再読したい。
★★★☆☆
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/12/06
- メディア: 文庫
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