"エリア51"や"ロズウェル"と聞けば、興味が沸かない訳にはいかないもの。
ロズウェル事件では、UFOが墜落して、小さな宇宙人が捕獲されたと言われている。
そのUFOと宇宙人を秘密裏に保管しているのが"エリア51"であり、
"エリア51"周辺では多くのUFO目撃談があると、小さな頃から日本テレビの番組で見てきた。
本書では、そのロズウェル事件も含めて、エリア51の秘密が明かされている。
500ページを超えるボリュームだが、非常に面白く読めることができた。
UFOやCIAの偵察機のことで本は始まるのだが、もっと衝撃的な事実が次々にでてくる。
その中でも、アメリカが行なってきた原爆・水爆の実験の数々はとんでもないもの。
正直なところ、地上、空中、大気圏付近で数百回と実験が繰り返されてきたかと思うと、
もうこの地球は全体が放射能で汚染されてしまって、取り返しがつかないのだろうと考えてしまう。
福島原発事故のときのアメリカの対応の速さは、昔から培われてきた実験データによる知識と対策によるものだろう。
しかし、アメリカ政府が公式に発表し、認めている事実は少なく、関係者の証言により明らかにされたものも多い。
どこまでが真実なのか、本当に真実なのかはわからない...。
★★★★★
エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実 (ヒストリカル・スタディーズ)
- 作者: アニー・ジェイコブセン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2012/04/05
- メディア: 単行本
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