あまりに売れすぎていた小説だったので、天邪鬼の自分は手にとっていなかったのだが、
やっぱり読んでみることにした。
やっぱり面白かった。
やっぱり、いつものとおりに「もっと早く読んでおけば良かった」と悔やんだ。
太平洋戦争の歴史を知る上でも非常に良い内容だと思う。
特に飛行隊による戦闘の場面などは非常に精密に描かれていた。
日本は当時は全国民が軍国主義だったというが、ここに描かれている純愛こそが本当の姿だったと思いたい。
涙なくして読み進めないところが多々あり、危険な小説だった。
ただ、Amazonのレビューでは星一つという厳しい意見もすごく多い。
戦記に非常に詳しい方々は違和感を覚える内容のようだ。
ただ、私にとっては面白く、感動させてもらった本であることは間違いない。
★★★★★
- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: 文庫
- 購入: 39人 クリック: 275回
- この商品を含むブログ (364件) を見る