文庫本にして、約680ページというボリューム。
上下巻に分けた方がいいんじゃなかろうかというくらいの厚さ。
最初の100ページ〜200ページくらいは登場人物が多く、冗長な部分があって、
全体像がわかりにくく、挫折しそうになった。
それが、急に中盤くらいからストーリにリズムが出てきて面白くなってきた。
警察小説としては新鮮な感じはしないが、物語・ラストは非常に面白かった。
ただ、このボリュームが必要だったかというと、???。
★★★★☆
- 作者: 貫井徳郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/10/10
- メディア: 文庫
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