富山市議はなぜ14人も辞めたのか

久し振りの平日に休みをもらったときに、一人で本屋さんで物色していた。
金沢市の本屋の片隅に置かれていた本書を発見。
こんな本が出版されていたことも知らなかったが、手にとってみると面白そう。


富山県人として、この政務活動費の不正受給問題、それによる大量の議員辞職は恥ずかしく感じていた。
さらに、高岡市の地元の市議も情けなくも同じような問題を起こして、辞職した。


富山県は保守王国である。
自民党が断然強く、誰も文句を言えないところがあるんだろう。
最初にニュースを聞いたときにも、
「富山だったら、こんなものだろう。2〜3日したら何もなかったようになるんだろう」
と勝手に思い込んでいた。
しかし、これが全国規模への大きな問題へと発展していく。
変化を望まない県民性の富山県を大きく変えるきっかけになればと自分自身も期待した。


今では、市議会もインターネット中継されているようだ。
こういう不祥事がなければ、情報公開が進まないのは情けない限りだが、
保守王国の富山では大きな前進である。

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