地域行事の手伝い。

今日の朝は小学校の地域行事である資源回収の日。
今年からは『一人一役』と銘打って子供の保護者は必ず1年の間のどれかの行事に手伝いとして参加しなければならないことになった。で、僕は今日の資源回収で新聞回収車(4tトラック)に乗って新聞を集めて回る役に決まった。
『一人一役』というのは、たくさんの保護者に学校行事・地域行事に参加してもらって、こんな活動もしているんだなということを理解してもらうことが目的にしたものらしい。でも、本当の目的は、地域内のコミュニケーションが希薄になってきて、このような行事に参加する親が少なくなっていて人手が足りない、いつも同じ人たちばかりで世話をしていて大変、だから強制参加させなければならないことにしようということだと思う。
確かにいつも活動に参加している人たちは善意のある同じ面々。「偉いなぁ〜」とひとごとのように感謝しながら、僕は参加しなくてもいいだろうと勝手に甘えてしまって、これまでは率先して参加したことはなかった。(何か役が回ってきたり、参加しなければならない行事にはちゃんと参加してきたけど。)すみません。
本当は今日の資源回収に参加することもすごく億劫だった。日曜日の朝からトラックに乗って新聞回収をしなければならないのだ。たまの休みなのに、もったいない。という感じだ。

でも、今日の資源回収に参加し終わった後には考えが変わったと思う。
もっとちゃんと僕たちが参加しないといけないと。来年からは毎回まではいかなくても、ちゃんと1年に1回は自主的に参加して地域に貢献しなければならないと。

トラックで8箇所の収集所を回って新聞を集めて回る。ちょうど4tトラックの荷台が満杯になる。それぞれの収集所では、たくさんの大人と子供たちが集まって新聞を載せるのを手伝ってくれるところもあれば、誰もいなくただ新聞やダンボールなどが置いてあるだけのところもある。「おはようございます」、「お疲れ様です」と当たり前の挨拶をする親、子供たちもいれば、しない人たちもいる。収集所の近くの道路に路上駐車が多くてトラックが通れないところもあったりする。
僕は今までは自分のところの収集所で手伝いはしたことはあったので、他のところがどうなっているかは知らなかった。これまでとは違った立場で参加して、違った目線で見ることができたことはすごく良かったと思う。こういう体験をすることで、"ありがたい"こと、"恥ずかしい"こと、"当たり前"のことがよくわかる。

自分の子供たちの親という立場としてだけではなく、なんか地域の子供たちの親としてもちゃんとしなければいけないな。

ということを、全身が筋肉痛の中で思う次第である。