ハゲタカⅡ

4月に読んだ「ハゲタカ」の続編。単行本は「バイアウト」というタイトルだったが、NHKのドラマの影響のためか、文庫本では「ハゲタカⅡ」というタイトルに変更となった。
そのNHKのドラマを見損ねていたのだが、このたび、再放送されることになったので慌てて本書を読むことにした。(ドラマを見てから原作を読むとイメージが崩れてしまうと思ったので。)
「ハゲタカ」に続いて非常にスケールが大きい話で面白かった。僕自身は株とかも全然やらないし、今のところ興味もないのだが、会社に勤める人間として自分の会社に対する忠誠心や生き方について考えさせられるものだ。
ドラマの方も面白かった。はっきりいってストーリは原作とはまったく違うし、原作のようなスケールの大きな内容をドラマでは表現できないと思っていたが、うまい具合に小さくまとめられていたので良かった。(これは悪い意味ではない。)
★★★★☆

ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

ハゲタカ2(上) (講談社文庫)

ハゲタカ2(下) (講談社文庫)

ハゲタカ2(下) (講談社文庫)