僕の年金問題。その3。

僕自身の年金問題を進展させるために、社会保険事務所に行ってきた。(ということは、会社を休んだということ。)

これが意外とあっさりと簡単にほとんど解決した感じとなった。


まずは朝から今日は会社を休んで社会保険事務所に行ってこようと決めたので、先日送付されてきた『国民年金保険料納付記録の照会申出書』を書いていかなければならない。
この『照会申出書』の主な記入内容は次の3点。

  • 名前、基礎年金番号、現住所など。
    ここは現在の情報なので簡単に記入できる。
  • 納付期間の申し立て。
    つまり、いつの納付が間違っていて、照会を求めるのか。ここはインターネットの加入記録で照会した際に、記録がなかった20歳から大学を卒業するまでの国民年金を支払っていた時期と理由を記載。
  • 住所変更の履歴。
    20歳以降の住所の履歴なのだが、...。


恥ずかしながら、意外と自分の昔の住所って覚えていないもの。昔の住所がなかなかわからなくて苦労した。
学生〜就職〜転勤〜結婚などで何度も住所を変わっている。昔の手帳を探したり、昔の年賀状から住所を探していた。今はPalmを使っていて、もう何年もシステム手帳は使っていなかったので、これを探すだけでも大変だった。


朝から家の中を探し回って情報を収集して、ようやく『照会申出書』を記入し、早速、社会保険事務所に。
一時期のニュースで見ていたように、大変な数の人が訪れていて、何時間も待たされるのかと思い、iPodや文庫本を持っていったのだが、比較的ガラガラで拍子抜けしてしまった。
やっぱり日本人ってこんなものかって感じ。周りがワーって騒いだときに、我先にと繰り出すが、ちょっと時間が流れれば、もう一息ついている。最近でもいろいろと年金に関する不祥事が露呈しているが、こんなものなのか。それとも、あまりに問題が多すぎて、諦めてしまったのか...。


しばらくすると、10箇所くらい窓口にもあまり待たされずに着くことができた。
係りの方には簡単に説明。(僕の基礎年金番号国民年金の記録がないこと)
紙に名前を書いている僕の目の前で、端末をカチャカチャと操作すると「記録がありますね」と係りの人の一言。
あまりの簡単かつ素早い発見に僕も「えっ!!」と声を上げてしまった。僕の名前で検索して、国民年金の納付記録が別の基礎年金番号になっていたらしい。
それにしても、そんなに簡単に見つかるものなの? いろいろとあ〜でもない、こ〜でもないと時間がかかるんじゃないかと想像していただけに、これまた拍子抜け。


しかし、ここで発見できたものは大学3年生〜4年生の24ヶ月でしかなく、20歳になってからの3ヶ月間の記録がなかった。27ヶ月分の24ヶ月(89%)が発見できたので、まずは御の字なのだが、残り3ヶ月間については追跡調査をしてもらうようにお願いしてきた。ここは別の市町村で納付していた時期なので、調査には時間がかかるらしい。2〜3ヶ月後に結果が郵送されてくるらしい。


ということで、今日は発見できた24ヶ月分の国民年金記録を僕の基礎年金番号に統合してもらうようにお願いしてきた。また暫くしてから社会保険庁のサイトでチェックしてちゃんと統合されたかを確認することにしたい。


それにしても、なぜに国民年金と厚生年金で基礎年金番号が分かれてしまったのか。
その原因が一番聞きたいところではあったのだが、よくわからないとのこと。根本的な原因を追究しようとしない、それを公表しようとしないところが社会保険庁の問題の体質なんだと思う。
原因やそのパターンをちゃんと公表すれば、それに該当する人たちが気づきやすくなるはずなのに。