舛添要一さんが厚生労働大臣を担当された"激動"の752日間に関する自分による振り返り。
舛添さんが大臣をされていたときにはとんでもない事件が発生していた。
これらの問題に対して真正面から対応している姿が毎日毎日テレビで放映されていた。
本当にものすごい大変な人だと思って観ていたものだ。
(舛添さんは何かに取り憑かれているんじゃないかと思うくらい災難ばっかりだったろう。)
そして、日本中が新型インフルエンザで大騒ぎになっていた5月頃は、僕自身もすごく仕事が大変で精神的にも参っていた。
しかし、この頃は舛添さんが夜中でも毎日テレビで記者会見する姿をみて、大変勇気づけられたものだ。
舛添さんの仕事量や責任の大きさに比べたら、僕がやっていることなんてすごく些細なことだし、こんなことで凹んでいてはいけないと。
舛添さんは官僚に仕事を任せるのではなく、自分で一生懸命に厚生労働大臣という職務に取り組んだ姿勢が国民にすごく評価されていたと思う。
本書を読んで、これまで僕たちが知らなかった官僚との戦いは本当に大変だったんだろうと感じた。
こういう人達が大臣になってくれれば日本も安心できるのだが。
今の長妻大臣が年金問題以外にも力を発揮してくれることに期待したい。
ただ、これだけ目立った舛添さんの後任だと、何でも比較されるだろうから、ちょっと可哀相だけど。
★★★★★
- 作者: 舛添要一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
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