最前線のリーダーシップ

これは良い。


"リーダー"ではなく、"リーダーシップ"に関する本。
本書を通して、一貫して"リーダーシップ"という言葉で書かれている。
"あとがき"に書かれていたが、"リーダーという立場"が重要なのではではなく、"リーダーシップという行動"を起こすできるかどうかが大事とのこと。

やっぱり"リーダー"という肩書きだけはあるのに、"リーダーシップ"を全く発揮できていない人はたくさんいる。
また、"リーダーシップ"をうまく行動できていない人たちもたくさんいる。


この本では普通の自己啓発本にあるような”リーダー”としても上っ面だけのツール論ではなく、”リーダーシップ”を正しく発揮するための本質的な考え方や方法が示されている。
主に次のような点。

  • リーダーシップを発揮するときにはどんな障壁が待ち受けているのか、それをどのように回避したり乗り越えていくのか。
  • リーダーシップを継続的に発揮するための考え方と行動。
  • そもそもリーダーシップとは何か。根源的な考え方。

本を読むだけですぐにできるようになるわけではないが、いろいろと頭の中に入れておいて普段から気をつけるようにしておけば、いつか自分のものにできると思っている。
僕にとってこれから何度も繰り返して読むべき本の中の一冊になるだろう。


★★★★★

最前線のリーダーシップ

最前線のリーダーシップ