2ちゃんねるの管理人であるひろゆき氏の著書。
2ちゃんねるが潰れない理由が最初の数ページに書かれているとおり。まぁ特に目新しいことは書かれていないのだが、ひろゆき氏の考え方に触れることができた。彼の独特の偏見に満ちた考え方だと思う。
とくに「2ちゃんねるはアメリカのサーバでアメリカのサービスというと日本の法律は手を出せない」というのはこれからのインターネットを使った犯罪を助長するようであり、大きな問題だと思う。このことは以前から知られていたことではあるので、日本の警察・法制度がちゃんと対応していかなければいけない部分だし、Winnyのように警察がよくわからないままに動いてしまって最悪の状況(誰もWinnyを止められない、そして警察自身が情報を流出することに...)を自ら作ってしまったこともあってか慎重になっているのかもしれない。
僕も2ちゃんねるは利用しているのであるが、賛同することはできないね。一つの意見としては良いと思うが。
★★☆☆☆
- 作者: 西村博之
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 新書
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