プロフェッショナルの条件

本書のタイトル『プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))』のとおり、初めてドラッカーを読んでみた。
本書はドラッカーのいくつかの著書からエッセンスを抽出してまとめたようなものらしい。そう聞けば、内容はツギハギって感じもするし、広く浅くという感じが強い。
そんな感じで内容は小難しいが、確実に間違いはないものだろう。


本書の"知識労働者"には僕たちのようなコンピュータ業界の人間も含まれるのかどうかはちょっとよくわからない。
課長以上の管理職やプロジェクト・リーダであれば間違いなく"知識労働者"だろうが、単なるコンピュータ・プログラマやSEだったら"知識労働者"というよりも、むしろ肉体労働者・ブルーカラーに近いだろう。
上司の指示にしたがって、決められた作業を行うだけなのだから。


これからは僕も"知識労働者"として自分のスキルを磨いていなければならない。
そのためにはこれからも一般論や教科書としてドラッカーを読んでいきたいと思う。

★★★★☆