佐々木譲さんの北海道警察シリーズの4作目。
最近、文庫化されたばかりのもの。早速、先日の出張の移動時間に読んでみた。
いつものように佐伯警部補、津久井巡査部長、小島巡査が中心人物だが、
今回は小島巡査が主役。
札幌のよさこいソーラン祭りを軸にして、複数の事件が重なり、結びついていく。
同時並行的に複数の出来事が進行して、集中していく手法は、佐々木譲さんの作品としては珍しいのでは。
真相が読者にわかってしまうのがちょっと早いような気もしたし、ちょっと実験的な感じも受けた。
まぁ、結局は面白いんだから何でもよいのだが。
★★★☆☆
- 作者: 佐々木譲
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2011/05/15
- メディア: 文庫
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