巡査の休日

佐々木譲さんの北海道警察シリーズの4作目。
最近、文庫化されたばかりのもの。早速、先日の出張の移動時間に読んでみた。


いつものように佐伯警部補、津久井巡査部長、小島巡査が中心人物だが、
今回は小島巡査が主役。


札幌のよさこいソーラン祭りを軸にして、複数の事件が重なり、結びついていく。
同時並行的に複数の出来事が進行して、集中していく手法は、佐々木譲さんの作品としては珍しいのでは。
真相が読者にわかってしまうのがちょっと早いような気もしたし、ちょっと実験的な感じも受けた。


まぁ、結局は面白いんだから何でもよいのだが。


★★★☆☆

巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)

巡査の休日 (ハルキ文庫 さ 9-5)