Book

疫病2020

新型コロナウィルス関連の書籍はまだまだ少ないが、門田さんの本書はいち早く世界で何が起きていたのか、日本の対策はどうだったのかを客観的に理解できる良書。 確かに我々日本人は2020年1月、2月の段階ではほとんど危機感がなかった。 普通に東京にも飛行…

オレたちバブル入行組

『アルルカンと道化師』が第一作の前という時代設定だったので、続けて本作を読み直した。 もう何度目だろうか。 何度、読み直しても面白く、セットで読みたい。 ★★★★★ 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 (講談社文庫) 作者:池井戸潤 発売日: 2019/10/01 メ…

半沢直樹 アルルカンと道化師

半沢直樹のドラマが超面白い。 そんな中で、新作が発売された。 相変わらず、痛快なストーリー。 今回も最後はスカッと読み終える。 ドラマに影響されて、原作に奥さんが登場するとは… ドラマと一緒に作り上げられた作品を感じた。 ★★★★★ 半沢直樹 アルルカ…

棲月 隠蔽捜査7

久し振りの竜崎署長。 今回はついに異動してしまうということで、究極のリアリストが感傷的になってしまうところが見どころ。 サイバー犯罪というところも新鮮だったが、それにも竜崎署長は対応してしまう。 次回からは、伊丹とは対立することになんだろうか…

シリコンバレー式 最強の育て方

遅ればせながら、我社も1 on 1ミーティングを人材育成、コミュニケーション手段のメインと捉えて進めていくことになった。 社員の意識・満足度が非常に低迷している状態であり、藁にもすがる思いで私も期待している。 しかし、1 on 1ミーティングに否定的な…

ネットビジネス進化論

IT業界にいるものとしては、目新しいところは少ないかもしれないが、なんとなく知っていていたこと、理解していていたことを整理して認識させてくれたと思う。 書いてあるが、やはり先見の明とタイミングが一番重要。 やり方だけを後から真似しても成功する…

逆ソクラテス

伊坂さんの作品は超安定。 少年たちの物語から、今更ながらちゃんと正直に生きなければと考える。 ★★★★★ 逆ソクラテス 作者:伊坂 幸太郎 発売日: 2020/04/24 メディア: 単行本

社員の力で最高のチームをつくる

階層型組織の大きな弊害で、今の会社の雰囲気は危機的なくらいに悪い。 ヒントを求めてエンパワーメントを勉強中。 まさに会社に必要としていることだけど、これをやりきることを相当難しいだろう。 そもそも、トップ自身が理解してくれないことには絶対に成…

ITロードマップ 2020年版

小さいながらもIT企業に勤めるものとして、こういう他社の本に頼るのはいかがなものかと思われるが、非常に助かる。 一つ一つのテーマは浅い内容だけど、今・将来のトレンドを整理するには良書。 ★★★★☆ ITロードマップ 2020年版 作者:野村総合研究所IT基盤技…

トヨトミの野望

日本最大の自動車メーカーのことを示しているのは当然のこと。 その大企業を思い浮かべながら読むと面白い。 あれだけの大企業でありながら、創設一族が実権を握っているかと思うと、何とも日本らしいのではないか。 その経営方法で、ここまでの営業利益率を…

How Google Works 私たちの働き方とマネジメント

単行本で発売された2015年に読んだ本を再読。 当時とは会社の中での立場も変わり、ここ1、2年は会社全体の組織マネジメントのあり方に悩んでいる。 北陸のIT会社だから保守的な社員が多く、以前は会社への忠誠心は当たり前のものだった。 しかし、ここ数年は…

人を活かす経営

これも再読。 とても40年前に書かれた本だとは思えない。 これまでも何度か読み直しているが、いつも自分は全く行動できていないと思ってしまう。 読んだときには理解できるものの、頭と体に染み込ませることができていないのが情けない。 だから、こうやっ…

銀翼のイカロス

再読。 ★★★★☆ 銀翼のイカロス (文春文庫) 作者:池井戸 潤 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/09/05 メディア: 文庫

ロスジェネの逆襲

今春からドラマが始まると知ったので、再読。 単行本で読んだけど、文庫本も買ってみた。 色褪せない痛快さ。 ★★★★★ ロスジェネの逆襲 (文春文庫) 作者:池井戸 潤 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/09/02 メディア: 文庫

パラノイアだけが生き残る

DXに向けて大きく時代が変わろうとしている。 そもそもITは常に進化し続ける業界であり、今の位置に安住することは全くできない。 明日には仕事がなくなるんじゃないかという危機感をもって日々考え続けないと。 パラノイアだけが生き残る 時代の転換点をき…

ハードワーク

ラグビー ワールドカップの興奮が少し冷めてしまったけど、ラグビーは頭が良くないとできないスポーツであることは十分に理解出来た。 エディー・ジョーンズさんもすごく頭がいい。 僕みたいなものより、よっぽどビジネスを理解している。 仕事でかなり悩ん…

データの世紀

データを握るものがビジネスも握る。 数ページの記事がたくさんあるので読みやすい。 しかし、日経新聞の読者であれば内容は既出のものばかり。 日経新聞の記事を本にまとめたもの。 おさらいできたし、良かったとする。 ★★☆☆☆ データの世紀 作者: 出版社/メ…

HARD THINGS

読了に時間かかった…。 3年くらい前に買ったのに、途中で止まっていたもの。 前半はエピソード中心で面白かったが、後半はなかなか進まなくなるんだよな。 CEO向けというのが、自分には合っていなかったんだろう。 しかし、偉い人は大変なプレッシャーの中、…

時限感染

『がん消滅の罠』に続く、医療ミステリー。 展開が面白い。 ★★★★☆ メディア: この商品を含むブログを見る

トップリーグ2

これは2巻で完結している作品。上・下にすればわかりやすかったのに。 もちろんフィクションではあるが、政治記者という新しいところにスポットを浴びせていて新鮮。 面白かった。 ★★★★☆ トップリーグ(2)アフターアワーズ (ハルキ文庫) 作者: 相場英雄 出版…

トップリーグ

★★★★☆ ただし、続編を読まなければ星2つ。 こんなラストで終わるとは。 トップリーグ (ハルキ文庫) 作者: 相場英雄 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2019/07/13 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る

事業創造のロジック

★★★☆☆ 事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する 作者: 根来龍之 出版社/メーカー: 日経BP 発売日: 2014/01/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る

石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの

★★★★☆ WOWOWでドラマ化という帯をみて読み始めてみたら、 実はノンフィクションだったとは。 今では、こんな事件もあったなぁって程度。 石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの (講談社文庫) 作者: 清武英利 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/06/13 メ…

精神科は今日も、やりたい放題 医者が教える、過激ながらも大切な話

★★★★☆ 精神科は今日も、やりたい放題 医者が教える、過激ながらも大切な話 (PHP文庫) 作者: 内海聡 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2018/08/03 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る

チルドレン

先日『サブマリン』を読んだので、前作である『チルドレン』を再読。 陣内が相変わらずカッコいいんだよな〜。 自分勝手に気ままに生きているようにみえて、芯があるカッコいい男が描かれている。 この頃の伊坂幸太郎作品は大好き。 チルドレン (講談社文庫)…

ノーサイド・ゲーム

池井戸潤氏の書き下ろし最新作で、ドラマ化されるとあっては、読まないわけにはいかない。 出演者が発表されているので、そのイメージで読んでしまうので、何となく頭の中では映像化されてしまい、読みやすくなる。 ストーリーは池井戸潤氏のいつもの感じで…

GREAT BOSS シリコンバレー式ずけずけ言う力

シリコンバレー式ということだったので、日本企業の文化には馴染まない内容かと心配もしたが、全く心配なし。 シリコンバレーだろうが、日本だろうが、人と人のコミュニケーションの根本には変わりがない。 特に、今の若者にはそうだろう。最近は何か言い間…

サブマリン

伊坂幸太郎氏の最新の文庫本。 陣内がカッコよすぎたので、『チルドレン』を読み直し始める。 ★★★★★ サブマリン (講談社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/04/16 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る

巨額粉飾

単行本でも買って読んでいたけど、またよみたくなったので、文庫本を購入。 以前に読んだときよりも、会社での立場も変わり、ちょっと他人事ではなくなりつつある。一度、粉飾すると抜け出せなくなる怖さ。 ★★★★★巨額粉飾 (新潮文庫)作者: 嶋田賢三郎出版社/…

集団左遷

う〜ん。 読後感が悪すぎる。 企業小説としては、池井戸潤氏の痛快なものを期待し過ぎたか。 それにしても、想定外の結末と、適当な終わり方だな。 ★☆☆☆☆ 集団左遷 (講談社文庫)作者: 江波戸哲夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/01/16メディア: 文庫こ…