ファシリテーション入門

友達に教えてもらった"ファシリテーション入門"という本。会社で研修を受講しなければならくなったので読んでみた。
感想。もっと早くからこの本に出会っておきたかった...。本当にそういう意味で後悔した。★★★★☆
まさにこの本の悪い例のように、これまでの会議・打ち合わせは何も生まないものだったかもしれない。特に部下が目的意識を持って発言したりすることは非常に少なく、僕の意見には反論したりすることも少なかった。かといって、その意見を納得して部下が受けて入れていると感じることも少なかった。それは僕たちが部下に対して仕事の目的を植えつけることができていなかったこと、部下の意見をきちんと聞いてあげたり取り入れたりすることができていなかったことが原因だと思う。このような状態では会議で時間をかけて決めたことも部下は実行しない。実行する意味・目的を理解していないから実行しようとしないのかもしれない。
(はっきり言って最近はこのような状態のチームが1つあり、僕自身も自信喪失していた...。僕がリーダをやっている他のチームはうまく回っているのだが、1つだけ何をやってもダメダメなチームがあった。これまで大火事プロジェクトの火消し役も成功した経験から少しは自信があったけど、今回はこれまでの経験が通用しない。)
もっとファシリテーションについて関連する本を読んで勉強し、さらに実践で経験を積んでいきたい。そして、チーム全体で同じ目標を向かって行動し、さらに確実に成果を挙げることがチームにしてかなければ。

ファシリテーション入門 (日経文庫)

ファシリテーション入門 (日経文庫)