トンデモ国家、中国の驚くべき正体

中国関係の本を読めば読むほど、相変わらず中国はとんでもない国である。
中国が自国の中だけで問題を留めておいてくれれば、僕らにとってはそれほどの問題でもないわけだが、12億人を超える超巨大な国家はちょっと何かをしただけで、地球規模に大きな影響が出てしまう。


たとえば、黄砂。
中国の砂漠化、強い風が僕の大事な車を黄色くしてしまう。
はるか遠いところで起きていることのはずなのに、僕の生活にまで大きく影響する。


黄砂は例が悪いが、食品や衣料などのものだけでなく、最近では人間まで大量に輸出するものだから世界中に影響している。
"Made In Japan"と日本製をかっこよくアピールしてみても、実は日本で中国人が作っているということはよくある話。
どこかの高価なイタリア製のバッグだって、イタリアに住む中国人が作っているのだ。


決して中国人のみんなが悪いということを言いたいわけではない。
超巨大な中国国家をコントロールしている極少数のエリートの方にもうちょっと考えてもらいたいものだ。
特に環境に関して、すでに中国だけの問題ではないのだ。黄河や長江の汚染がものすごいことになっていると、日本海もものすごく汚くなる。中国の空が汚染されると、世界中の雨が酸性雨になるんだから。
ただし、これは僕たち日本人も同じことだ。僕たちの町や川を汚すことは、廻りまわって地球を汚すことに繋がっているのだから。ただ中国の場合には人口が多すぎることと、コントロールされ過ぎていることによって、問題が大きくなっているだけなのだから...。

★★★★☆

トンデモ国家、中国の驚くべき正体 (ゴマ文庫)

トンデモ国家、中国の驚くべき正体 (ゴマ文庫)