悲しいなぁ〜...。この事件、経過、結末。
我が子を不良少年たちに残酷な目にあわされて亡くした父親。
歪んだ性格、問題に立ち向かわずに逃げ出すことだけを考える少年たち。
少年法の問題や復讐ということが大きなテーマとなっている。
我が娘の復讐を果たそうとする父親もすごく悲しいのだが、
それよりも将来のことや結果を考えずに、とにかく目の前の現実である快楽や苦悩だけしか考えない少年・少女が非常に悲しく感じた。
現実的にこういった若者は多いと思う。
そういったことが感じられるこの時代が悲しいのだと思う。
★★★★☆
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/24
- メディア: 文庫
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