Amazonのレビューや新聞の書評でも非常に評価が高かった本だけに期待して読み始めた...。
孫さんの生い立ちを追った伝記というよりも、孫さんの父、祖父、親戚、先祖を追いかけた本。
確かに孫さんの類稀なビジネスセンスやサクセスストーリーの根幹は、"在日"にあるのだと思う。
孫さん自身が知らないような過去まで取材しているのは非常にすごいのだが、
あまりにもそこばかり掘り下げている感じがして残念だった。
孫正義さん自身の努力は他の本を読めばよいうことかもしれない。
また、『あんぽん』というタイトルも"安本"という姓を音読みにしたものだとのことだが、
なぜこれをタイトルにしたのか理解できなかった。私の理解が浅いのだろう。
★★☆☆☆
- 作者: 佐野眞一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/01/10
- メディア: 単行本
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