ハヤブサ消防団

池井戸潤氏の最新作というだけで、どのようなストーリーかも確認せずに予約購入。

昔の池井戸潤氏の作品は銀行やビジネスに関連したものが多かったが、近年は幅広い作品になってきている。

消防団」というタイトルが示すように、ビジネスではないだろうとは思っていたものの、まさか宗教関係だとは想像もしていなかった。
折しも、世の中は安倍元首相殺害事件で前衛的な宗教に関心が集まっているタイミングだっただけに、興味深く読むことができた。

安定の面白さだったが、久しぶりに池井戸潤氏には銀行関連の小説を期待してしまう。

★★★★☆