2013-01-01から1年間の記事一覧
僕の無知のせいで、シリーズものとは知らなくていきなり8作目となる本書を読んでみた。 主人公(マコト)、人間関係などの前提知識が全くない状態で読んでしまったが、なかなか面白かった。無さそうで有りそうな現実に目を背けることはできないなぁ。これか…
久しぶりに初期の伊坂幸太郎作品を無性に読みたくなった。 再読しようと思って、本棚から選んだのは、なぜか「アヒルと鴨のコインロッカー」。 軽快に読み進めることができるのだけど、最後はすごく切なくなる小説。 自分はあまり小説を読み返すことはない。…
9月3日(火)に富山で開催されるジャイアンツ戦のチケットを確保。 なかなか良い席のようで、これは楽しみ。 後はちゃんと仕事を休めるように段取りするだけかぁ〜。これが大変だ。
佐々木譲氏の北海道警シリーズは安定して面白い。 今回も期待通りに面白かった。 でも、一作目の「笑う警官」を超えることができていないなぁと思ってしまうのは 期待値が高過ぎるということなんだろう。 ★★★★☆密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)作者: 佐々木譲出版…
何度か読み返しているソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントの名作。 ソフトウェアは機械が作り出すのではなく、人間が頭と手を使ってしか作れない創造的なものであるはずであるが、 この業界では開発者一人ひとりを“人月“という単位で扱って、能力の…
これは映画化が楽しみ。 かなり物理学とはかけ離れてきているが、やっぱり面白いものは面白い。 ただ、途中で無理やり物理学の要素を入れようとしているところの苦労は見える。 ある意味では名作「容疑者xの献身」と同じ方向だと思うが、 これまでに見せなか…
帯にあった『これは、ビジネス本ではない。敗北の物語である。』という意味がよく分かる。 確かに読み始める前には、グーグルよりもソニーがスゴイという内容なのかと思っていた。 実際には真逆。 ソニーを代表とする日本の大企業の欠点が浮き彫りにされてい…
リーダーシップに関するお薦めとして本書『エンデュアランス号漂流記』が挙げられていることが多い。 僕のずっと気になっていた本で、Amazon.co.jpのほしい物リストに入れていたものだった。 アムンゼン隊によって南極点到達がなされてしまった後、アーネス…
せっかくのゴルフなのに、今日だけなぜか雨。 途中で降り止むかと期待していたが、結局は最後まで雨だった。 前半は48といつもよりも悪いペース。 雨でグリップが滑るし、ライも悪いし、こんなものかと。 ということもあり、後半はリラックスしてスタート。 …
「ビジョナリー・カンパニー」、「ビジョナリー・カンパニー 2」を読んで、 「ビジョナリー・カンパニー 3」を読んでいないけど、「ビジョナリー・カンパニー 4」を読んでみた。 このいつ何時、何が起こるか分からない不確実な時代で、成長を続けていくため…
ずっと気になっていたサスペンス小説。 数学があまりわからなくても読めるとは思うが、 量子力学の部分は聞いたこともない人にとっては難しいと思う。 ただ、この小説のキーである<すべてのとき>のイメージには量子力学が重要というところが面白い。 訳の…
核ミサイルを発射しようとする北朝鮮に日本の内閣が対応できないと諦めてしまって 京都に隠れているという本当の内閣に政権が交替し、日本を救うという物語。 なんというタイミング。 今まさに北朝鮮がミサイルを発射しようとして、世界中は緊張状態にある。…
JAL再生の流れから、最近は稲盛和夫氏に非常に感銘を受けていて、いくつか本を読んでいる。 「日本の経済発展のために、日本の電話通信料金を下げなければならない」 稲森氏が私欲を抜きにして、信念を持って、NTTに対抗したKDDIが起業されたとは全然知らな…
昨日の金曜日は暖かくて天気も良くて、花見には最高の日。 しかし、普通に仕事なので、花見ができるはずもなく...。残念。 せっかく桜が満開になっても、この週末はとんでもない悪天候で桜の花びらは全て散ることは必至。 ということで、今日は用事があった…
古い話の本。 今から数十年前くらいに、若者(作者)がインドのデリーからロンドンまで乗合バスで旅するという物語。 個人的にこういう紀行文は初めて読んだが、一巻を読むとハマってしまった。 お金もない貧乏旅行なのだが、人との関わりが実に暖かくて羨ま…
東野圭吾作品らしくなく、可もなく不可もなくといったところ。 東野氏得意のスポーツと遺伝子を組み合わせたのだから、 もっと面白い展開を期待したのだが、意外と普通の結末だった...。 ラストが残念。 出張の移動時間での暇潰しに読んだから、まぁいいけど…
まだまだ3月上旬で本格的な春は遠い感じだけど、珍しく暖かい一日だった。 そんな日に今シーズンの初ゴルフが出来たことが幸せ。冬の間は練習もあまりしていなかったので、スコアは気にせずに、友達と楽しくプレーする。 上がってみたら、そんなに悪くないス…
巨額の負債を抱えて経営破綻したJALが、短期間で高収益に転換し、再上場したことには誰も驚いたはず。 会社更生手続きによる債権放棄が主な要因かと思っていたが、決してそうではなかった。本屋でこの本を立ち読みし始めて、これは僕の会社も同じようなもの…
う〜〜ん。ワンパターン...。 仕事が出来て、女性にもてて、事件をサラッと解決するところは『警視庁情報官シリーズ』と同じ。 何かどんでん返しがあるわけでもなく、予想通りに終わってしまうところは盛り上がりに欠ける。 作者が元警視庁ということで、警…
先週末に金沢で開催されていた輸入車ショーに行ってきた。 入場料500円をとった"輸入車ショー"といっても、ディーラーの大商談会が実状。 (普通は招待券をもらっていくものなんだろなぁ。) 今年は出店しているメーカーの数も少なくて、会場も1/3くらい使っ…
非常に好きなシリーズの最新の文庫化。 いつものように竜崎伸也が主人公ではなく、その同期である伊丹俊太郎が主人公となった短篇集。 長編の方のストーリの裏側を描いていたり、登場人物の人間関係なども、これまでの長編を読んでいないと面白さは半減する…
シンプルに考えること、行動することがいいことはわかっていても、 普通の会社の組織の中では実行することはなかなか難しい。 でも、この本を読みながら、僕らは「会社のやり方に従うと仕方ない...」と 言い訳にしているだけなのかもしれないなぁと感じた。 …
佐々木譲氏の警察小説は好きだし、『直木賞受賞作』ということで期待したのだが...。 短篇集だから、仕方ないかな。 自分には普通の内容だったので、出張中の移動時間の暇潰しに読んだ感じ。 佐々木譲作品なら、もっと他に面白いものがあるのになぁ。 どうし…
文庫本にして、約680ページというボリューム。 上下巻に分けた方がいいんじゃなかろうかというくらいの厚さ。 最初の100ページ〜200ページくらいは登場人物が多く、冗長な部分があって、 全体像がわかりにくく、挫折しそうになった。 それが、急に中盤くらい…
あまりに売れすぎていた小説だったので、天邪鬼の自分は手にとっていなかったのだが、 やっぱり読んでみることにした。 やっぱり面白かった。 やっぱり、いつものとおりに「もっと早く読んでおけば良かった」と悔やんだ。 太平洋戦争の歴史を知る上でも非常…
チューブ交換でスイス行きとなっていたOMEGA SEAMASTERが帰ってきた。 オーバーホールはしていないけど、チューブやパッキン交換やらの一連の修理をしてもらった。 28,350円なり。 おそらく正規代理店で修理してもらった場合の半額程度だと思う。 (普通はオ…
僕らが生れた時には、日本は経済大国になってしまっていて、戦後・復興のときを知らない。 太平洋戦争時の軍部の思想、敗戦国ということを考えると、日本の将来は厳しいものだったはずだ。 しかし、僕たちは日本が敗戦国だということすら意識することはない…
昨年秋に購入したまま箱を開けていなかったが、この年末年始休暇を利用してようやく箱を開いてみた。 久しぶりにLEGOを作るのでワクワク。 大型モデルということもあって、1332ビースはさすがに多い。 袋の中から部品を探そうとしていたが、途方もなく時間が…
あけましておめでとうございます。 2013年もよろしくお願いします。 1月1日。 今年も高岡の射水神社で元旦を告げる花火を待って、最初(?)の初詣。 どうして、毎年毎年、初詣になると高岡は雪が降るのだろうか。 前日も高岡で遅くまで飲んでいたけど、雪が降…