2010-01-01から1年間の記事一覧

空白の叫び

"上"、"中"、"下"とボリュームもあって、重〜〜〜い感じで、読み応えがあった。 3人の中学生が主人公。 "上"では3人のそれぞれの生活があり、苦しみがあって、殺人へと至ってしまう。 中学生がちょっとした衝動によって殺人を起こしてしまうところが、逆にリ…

ジャイアンツ、北陸シリーズ。

今日こそ夏休み最後の日。8月31日。 子供たちを家に残して、妻と二人でジャイアンツ−ヤクルト戦に行ってきた。 2年振りの北陸シリーズ。 チケットを確保してから、何ヶ月間も楽しみにしていたのだった... が...。 先発投手、東野選手がメッタメッタに打ち込…

立山登山

8月29日。今年の夏休み、最後の日曜日。 念願の家族4人での立山登山に行ってきた。 正直なところ、立山に行く気満々だったのは、僕一人だと思う。 妻と娘二人は仕方なしで、一緒に来てくれたのではないだろうか。 僕は、夏休みの思い出ということだけでなく…

風にそよぐ墓標

今年、事故後25年を迎えた日航機墜落事故。 日航機墜落事故の書物はいろいろと読んでいるが、25年後に出版された本書には、 改めて事故の壮絶さ、常軌を逸した事故後の遺体確認現場の悲惨さを痛感させられた。 25年経過して振り返ると、事故で親を失った当時…

システム改革の正攻法

東証の新システム”arrowhead”の開発物語。 # はい、夏休みの宿題として読みました。 開発サイド側の苦労を期待して読んではみたのだが、 発注者である東証サイドにクローズアップして書かれている。 その辺はちょっと期待外れ。 2ミリ秒で応答するという、…

銀行総務特命

好きな作家、池井戸潤さんの作品。 いつもの銀行もの。 だいたい読みすぎてしまった僕が悪いのだけど、ちょっとマンネリ化しているの感をおぼえるのは否めない。 それにしても主人公の名前「指宿」は「いぶすき」と読めず、 何度も冒頭に戻ってフリガナで読…

情報処理技術者試験、申込終了。

間一髪で間に合わず。 今日の20時に情報処理技術者試験(ITパスポートを除く)の受験申込が終了していた。 はい、今日の0時までだと思い込んでいた自分が悪いです。 そもそも、こんなにギリギリまで受験しようかどうしようかと迷っていた段階で合格できなか…

片眼の猿―One-eyed monkeys

『向日葵の咲かない夏』は衝撃的なミステリー小説だった。 尾を引く後味の悪さが何とも言えない魅力があった。 その『向日葵の咲かない夏』の著者の作品『片目の猿』。 『向日葵...』のラストが印象的だっただけに、 読み始めてからすぐに、これは普通の人間…

甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実

1992年8月16日、夏の甲子園。 第二回戦、星稜 対 明徳義塾。 僕が大学4年生のときだった。 金沢の大学に通っていた僕は当然のように星稜高校を応援していた。 この大会は松井秀喜選手が3年生になって、星稜高校も集大成で全国制覇を目指していた。 地元のム…

懲戒解雇

古い本だけど今読んでも面白い内容。 今でこそ地位保全仮処分申請はたまに聞く言葉になったのかもしれないが、 本書の舞台である昭和56年頃といえば、サラリーマンは会社へ反抗するということは 考えられなかった時代ではないだろうか。 そんな時代に自分の…

乱反射

面白い。 最初は訳が分からない話が、どんどんとつながり合っていく。 複数の主体からみたストーリが並行進行し、絡み合っていくというのは、 珍しいテクニックではないが、何か巧みを感じることができた。 愛犬の散歩の時にフンの始末をしないお爺さん。 我…

そうだったのか! 中国

Amazon.co.jpのカスタマーレビューでもほとんどが星5ついう非常に高い評価を獲得している。 僕も中国や北朝鮮については興味があるので、これまでも散発的に本を読んできた。 毛沢東氏の本を読んだり、戦後の話を読んだりと、バラバラのものを読んでいたのだ…

ゴルフ90切り。

今年1月3日のブログで年初目標に掲げた『ゴルフで90を切る』を今日達成。 これまでのベストスコア 91を超えて、87を出すことができた。 いやぁ〜、うれしい。 それにしても、ここまで長かった。 ゴルフを始めて14年目。 5年目に100を切ってから、最近は常時9…

砂漠

伊坂幸太郎さんの作品の中でも僕は大好きな一冊。 最近、文庫本化されたこともあって、ノベル版をもう一度読んだ。 伊坂第一期は、やっぱり面白いんです。 北村、鳥井、西島、南、東堂という5人の大学生活を描かれている。 春、夏、秋、冬と季節が変わりゆく…

国境事変

『ストロベリーナイト』、『ジウ』の誉田哲也氏の作品。 最近、文庫化されたので、早速読んだ。 『ストロベリーナイト』、『ジウ』と同様に警察小説であるけれど、 在日朝鮮人、公安警察を題材としていて、ちょっとシリアス。 日本は島国だから、国境という…

欠陥ソフトウェアの経済学

僕のようなソフトウェア開発者にとっては非常に厳しい内容である。 ソフトウェアというものは既に社会インフラの中でも重要な役割を担っている。 何でもかんでもソフトウェアなくしては、機能しないものがほとんどだ。 機械(ハードウェア)だけで動いている…

京都・滋賀 旅行(2日目)

2日目は延暦寺に行くことがメイン。 今回の旅行としても最初は延暦寺に行くことが目的だった。京都はせっかくだから寄った程度。 まずは比叡山ドライブウェイを通って、延暦寺に向かう。 比叡山ドライブウェイの途中から大津市を見下ろす。 結構の標高が高く…

京都・滋賀 旅行(1日目)

この三連休を利用して、親子4人で京都・滋賀に旅行してきた。 1日目は京都へ。 祇園祭の最終日ではあったが、僕たちは普通に観光していた。 そもそも祇園祭ということすら知らずに、この日に京都を訪れてしまった。 京都まで車で行こうかと思っていたが、非…

腐った翼―JAL消滅への60年

JAL歴代経営陣の失敗などの愚行が明らかになっている。 JALは半官半民とは言われるが、ほとんど政治家・官僚のご機嫌をとることで 経営が成り立ってきたといえる。 逆に、そうやって政治家の依頼を断ることができなくなったこともJALが破綻した大きな原因。 …

朝顔

梅雨まっただ中だけど、朝顔が少しずつ咲いてきた。 朝に撮ったわけではないから、もうしおれちゃっているけど、記念に載せておく。

クラウド セキュリティ&プライバシー

やっぱり和書の方も購入しました。 妻からはお金の無駄遣いと怒られてしまいました。 ただ、洋書をスラスラと読めるくらいの英語力があるわけでもないので、 やっぱり日本語の方が読みやすいし、これから読み込む時間が効率的になるからよいかな。 下道さん…

小説 金融庁

これはメチャクチャ面白い。 わざわざタイトルに"小説"と付けてあるだけに完全なノンフィクションなのだが 非常にリアリティがあって、のめり込んでしまって、あっという間に読んでしまった。 金融庁の検査官・役人、銀行の役員・中堅、マスコミなど、多数の…

巨人戦チケット

8月31日の石川県立野球場で行われる巨人-ヤクルト戦のチケットをGET。 読売新聞の優先購入権が当選し、そのチケットを読売新聞の方が持ってきてくれた。 場所は選択できなかったのだが、運良く数少ない一塁側をもらえたので、嬉しい限り。 S席ではなくA席だ…

クラウド セキュリティ&プライバシー

日本語の本書は読んでいないけど、原書を4月に買って読んだ。 クラウド・コンピューティングに特化したセキュリティだけでなく、一般的にも通用する包括的な内容になっていると思う。 開発者だけでなく、システムを運用・導入するユーザにとっても一読の価値…

父の日 2010

今日は父の日だったそうです。 次女から手作りカップケーキと、文房具(蛍光ペンとカドケシ)をもらいました。 う〜ん。やっぱりうれしい。良い子に育ったものだ。 シ・タ・の・子からだけもらったモノ。 ウ・エ・の・子からは何もない...。

グリーンカーテン 2010

2010年、この夏も我が家ではグリーンカーテンにチャレンジです。 去年は南側の窓でグリーンカーテンをやったのですが、朝顔を植えたのも遅い時期で期待したものにはならなかった。 今年は早めに朝顔も植えて準備していた。そして、西陽の当たる西側の大きな…

お前なんかもう死んでいる

僕は基本的にタレントさんの本とかはほとんど読まないです。 なんか内容が薄っぺらいし、そもそも本当に本人が書いているかどうかもわかんないし。 でも、本屋で立ち読みしたこの有吉弘行さんの本は面白かったので、買ってすぐに読んだ。 有吉は大好き。 ”内…

警官の紋章

佐々木譲氏の『うたう警官』、『警察庁から来た男』に続く北海道警シリーズの第三作。 前ニ作品ともに面白かったので、本書が文庫本化されたので、早速読んだのだった。 前ニ作の事件には実はとんでもない裏があった。 北海道警本部長が不正の大きなバックに…

民王

池井戸潤氏の最新単行本。 民主党のゴタゴタ、菅首相の誕生と、タイミングのよいときだった。 本の帯に『痛快エンタメ政治小説!』とある。 まさにエンターテイメントなストーリだと思う。ただただ面白い。 漢字を読めない首相や酩酊演説をした大臣。 実はこ…

ネット・アンケートでの当選

IT系のニュースサイトからは頻繁にアンケート回答依頼のメールがくる。 すべてに回答することはなけれど、『Amazonギフト券(3000円分)を10名にプレゼント』とか 書いてあるので、たまには回答してみたりする。 こちらとしても、まさか当選するなんて思って…